『数学ガール/不完全性定理』の帯の惹句

「結城浩の日記」 2009年9月28日 21:00 付記事より


数学者さん向けの補足: もしかしたら、帯の「数学って、不完全だったの?」 という惹句にひっかかりを覚える数学者さんもいらっしゃるかもしれません。 本書は、誤解されがちな「不完全」という言葉に対して、きちんとした説明を試みています。 つまり、「数学って、不完全だったの?」という問いに、きちんと答えようとしているということです。 どうぞご理解くださいますように。
はい、ひっかかりを覚えています。しかし、帯の惹句が著者の書くものではないことも承知しています。

私なら、こう直します。


「僕」と三人の少女が
数学と論理の真実に迫る、
魅惑の数学物語。

ゲーデル生誕103年に捧ぐ。

(原文の1行目は削除)
もし、編集者さんがここを読んでいらっしゃったら、次の刷からでも変更を検討していただけませんか。