2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「我流でゲーデル解釈」について VI

2009-03-21付記事のコメント欄に書きましたが、元記事の著者には、元記事を改変または削除する権利があります。それは著作者の権利として尊重されるべきです。改変または削除があっても、私は非難しません。読者のみなさまにおかれましても、同様に著作者の…

「我流でゲーデル解釈」について V

高校情報科教員が計算可能性と計算量の初歩を知らないことは、高校理科教員がエネルギー保存則を知らないことと同じくらいまずいことだと、個人的には思っています。でも、現実は、そうではないようです。ちなみに、私の勤務先で情報科の免許をとった学生が…

「我流でゲーデル解釈」について IV

高校情報科教員の看板を掲げて数学の定理を我流で解釈するのはみっともないことです。しかし、みっともない人をみつけるたびにみっともないことはやめろと説得できるほど、人生は長くありません。たいていは、「みっともないよね」と感想を述べるだけで終り…

「我流でゲーデル解釈」について III

前回と同じ個所です。 ゲーデルの完全性定理 が示したことは、 ◇ どんな命題であっても、前提と論法から導けるか否か (真か偽か) を、必ず示すことができる。 ◇ 前提と論法から正しく導ける命題 (真である命題) は、有限個である。つっこみどころが複数…

「我流でゲーデル解釈」について II

ひとつ心配なのは、この高校情報科教員さんがこの我流の解釈とやらを生徒の前で口走らないかということです。完全性定理と不完全性定理への誤解が広まるのはもちろん困りますが、もっと困ることがあります。数学の定理を我流で解釈していいんだと若い人が思…

「我流でゲーデル解釈」について I

高校情報科教員を看板にかかげているからには、大間違いを削除してなかったことにしようとするようなみっともないことはしないだろうと一方的に期待して、のんびり細かく見ていきます。あ、削除が卑劣なことだとは思わないので、期待に反して削除されても、…

不完全性定理への典型的な誤解

「我流でゲーデル解釈」と題するブログ記事をみつけました。 不完全性定理への典型的な誤解の固まりです。ハチャメチャですが、典型的な誤解がこれだけたくさん、しかも、簡潔にまとまっているのは、著者の意図とは無関係に便利なので、紹介します。 構文論…

「かんぽの宿」問題

鳩山さんのあれを、民間取り引きへの政府の介入だと言っている人たちがいるけど、その人たちは日本郵便の株式を現在は日本政府が100%持っていることを忘れているのでしょうか。政府が100%株主である以上、鳩山さんのやったことは、大株主の経営への介入です…

設定変更

いわゆるCAPCHAは、読み上げソフトウェアを使って読んでくださっている視力障害者の方を排除することになるのがいやなので、なぞなぞ認証に切り替えました。

エルデシュ数

いつのまにか、私のエルデシュ数が4に減っていました。