続 Kenmotu Point について

前回(2010年7月30日)のつづきです。「Kenmotu Pointの由来は剣持章行らしいのだけど、それなら Kenmochi Point と呼んだほうがいいんでない」のつづきです。

出典に該当する本が『探[臣責]算法』([臣責]はこれで一文字)であることは、確実です。「東北大学デジタルコレクション 和算資料データベース」で複数の写本の画像が公開されているので(関係者の方、ありがとうございます)確認して、該当する問題が掲載されていることを確認しました。

該当する問題の項目の末尾には、こう書いてありました。


京極甲斐守内
今井亀次郎〓持撰

この今井亀次郎さんにちなんだ呼び名のほうがいいんではないかなあ。