平賀源内記念研究所(仮称)について

毎日新聞記事2010年8月20日付け記事「平賀源内記念研究所:タイムマシン研究、国が助成? 異才、奇人を応援 民主に構想」より引用:


 奇想天外、反主流の研究大歓迎−−。民主党の文部科学部会が、こんな科学研究拠点の創設を提言した。その名は「平賀源内記念研究所(仮称)」。新たに発行する「科学宝くじ」の収益を、タイムマシンなど実現不可能とされる研究や常識にとらわれない研究に投じる。事業仕分けで「投資に見合う研究成果を」と強調してきた民主党が、成果主義で買えない「夢」を育てることができるか。

2010年8月23日付けの首藤信彦衆議院議員のブログ記事によると、どうやら本気のようです。そこから引用します。


常温核融合だって、自己判断で任務を果たしたハヤブサや宇宙帆船のイカロスだって、つい最近までは一笑に付されたものなのだ。
この方の認識では、常温核融合と惑星探査機は同列に並べるもののようです。

年間10億円を宝くじで調達ということなので、金銭的影響は軽微でしょう。でも、地道な基礎研究をないがしろにして一発狙いな研究に走る風潮を助長することで、間接的な影響は甚大でしょう。

とりあえず、地元選出の民主党議員に「やめさせろ」と手紙を書く以外に思いつかないけど、止めることに少しでも役立つことは他にないかな?