『C言語による計算の理論』本の紹介(書評ではない)
献本いただいたので紹介します。ちゃんとした書評はいずれ本業のページに書きます本業のページの書評のところに書きました2009年9月29日。
C言語による計算の理論 (Computer Science Library)
- 作者: 鹿島亮
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
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計算論の入門的教科書です。薄くて(212ページ)二色刷りでハードカバーです。この手の教科書としては安いです。
題名に「C言語による」とありますが、正確にはC言語ではありません。C言語風の構文をもつレジスタマシン+αです。C言語の入門書として使えると勘違いしちゃう人がいると困るので、題名にはもう一工夫必要でしょう。私は代案を思いつきませんが。
情報工学系の学科の半期の講義の教科書に適しているでしょう。また、「理論家になるつもりはないが、現場の技術者として基礎理論を知らないのは恥ずかしい」と思った現場の技術者が、計算論とは何かを知るための独習書としても、使えるでしょう。